LINE公式アカウントの管理画面の中にある「分析機能」。
気にはなっているが、どのデータをどのように活用すればいいのかわからない!
そんなお悩み抱えていませんか?
顧客の分析データはとても重要なものと認識しつつも、LINE担当者のほとんどがうまく使いこなせていないのが現状です。
そこで今回は、LINE運用を開始してすぐに設定が必要な、
あいさつメッセージとリッチメニューに関するデータの見方と活用法をご紹介いたします。
LINE運用において、あいさつメッセージやリッチメニューは重要だと聞くけど、どう最適化していくべきかわからないという方は特に必見です!
LINE登録後、ユーザーが最初に目にするトーク画面を改善することでLINE運用を軌道に乗せ、売上アップに繋げましょう!
LINE公式アカウントの分析機能とは?
友だち数や、友だちの属性、メッセージ配信数、クーポン使用数、ショップカードの利用状況など、LINE公式アカウントでユーザーが行った行動からあらゆるデータが自動的に集計され、確認・分析できる機能です。
LINE公式アカウントを運用していく上で重要なのはもちろん、
うまくデータを活用することで、店舗運営や、販促活動の企画にも活用することができます。
全てのアカウントで利用可能で、コミュニケーションプラン(旧:フリープラン)でも制限なく全ての数値を閲覧できます。
分析「トークルーム管理」とは?”分析”の見方とデータの活用法
分析の中でも「トークルーム管理」では、LINE友だち追加後にトーク画面に最初に表示される「あいさつメッセージ」と「リッチメニュー」の数値を確認することができます。
1、あいさつメッセージ
あいさつメッセージは友だち追加後、すぐに表示されるメッセージで、テキスト・リッチメッセージ、クーポンなど配信と同様、いくつかの吹き出しを組み合わせて作成が可能です。
配信メッセージは3吹き出しまでですが、あいさつメッセージは5吹き出しまで利用でき、さまざまな組み合わせで設定を行えます。
あいさつメッセージの分析を開いた方は気づいた方も多いと思いますが、開封率がとても高かったのではないでしょうか?ほぼ100%だったという方も多いと思います。
※分析画面にて「選択した期間より前」に配信したあいさつメッセージが「選択した期間」に開封された場合、開封率が100%を超える場合もあります。
このことからもわかるように、あいさつメッセージはどの配信よりも確実にユーザーに届くとても大事なメッセージです!
もしここでの開封率が低い場合は、友だち追加後メッセージを開かずにブロックされている可能性が高いため、友だち追加特典に「クーポン」を設定するなど、ユーザーが必ず確認したくなるよう改善を行いましょう。
次に確認したいのは、クリック率です。
あいさつメッセージのクリック率改善方法は、設定している内容により様々です。
ただ、実店舗にて、友だち獲得を行なっている場合のクリック率は配信に比べて高い傾向にあります。
クリック率が低いと感じる場合は、なぜユーザーが友だち追加をしたのか(需要)を考え、見直しを行いましょう。
クリック率の改善は、一定期間で内容を変更し、効果測定を行い、最適化を図ることが重要です!
それでも、なかなかクリックが上がらないという場合は、友だち追加メッセージで抽選で当たるクーポンを設定すると参加率が高まるのでオススメです。
しっかりとクリックを促すことで、友だち追加後すぐのブロックを防ぎ、アカウント(企業)に対する親近感を持ってもらうことができますので、分析し改善を行いましょう。
2、リッチメニュー
リッチメニューの分析ではどの項目を何人がクリックしたかの数値が確認できます。集計期間を設定すると、その期間の合計と、期間中の日毎の数値を確認できます。
グラフを見てわかるように、配信した日はクリック数がぐんと増えます。このことからもわかるように、配信メッセージと同じく、リッチメニューも大切な告知の機会となります。
リッチメニューのクリック数を追うことで、より反応の良い項目に最適化を行い、購入や、予約サイトへの誘導を効率的に行うなどの改善ができます。
(リッチメニューは最大6項目まで設定できます)
例えば、新しい項目を追加したい場合、どの項目を入れ替えるかの参考にクリック数を確認します。
一番クリックされていない項目を外し、新しい項目を追加すると効果的です。
クリックが少ない不要な項目は外して、人気の項目のサイズを目立たせると、より誘導率が高まり効果的です。
また、ピックアップ商品を上段に入れ、定期的に変更し、クリック数を確認することで、人気アイテムを確認することも可能です。
その他、過去のデザインに関しても統計を確認することができるため、比較検証に役立ちます。
※待機中のタブを選ぶと、過去設定した履歴が表示され、同じように分析の数値を確認できます。
リッチメニューの配色を変えてみたり、キャッチを変更してみたり、少しの変化でクリック率は変わりますので、ぜひ1ヶ月単位で色々変更を行い、反応の良いデザインに最適化していきましょう。
まとめ
LINE運用を開始して、すぐに設定を行う「あいさつメッセージ」と「リッチメニュー」の分析データの数値の見方と活用法をお届けしました。
特にリッチメニューは先日のLINE社のアップデートで、クリックした人たちからオーディエンスを組めるようになり、より活用の幅が広がる機能です!
ぜひこの機会に記事で上げた項目の数値を確認し、現状把握を行ない、より効果的に活用していきましょう!
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