LINE公式アカウントを運用する上で、定期的に配信結果を分析して改善を重ね、ブラシュアップすることはとても大事です。
パート1では、分析ページの各種項目について解説をしました。
今回の記事では、具体的なチェックポイントをご紹介します。
※業種・サービスや、コンテンツの意図によって重要視するべき箇所は変わります。
LINE公式アカウントの運用にお役立てください。
【チェックポイント①】友だち数
「友だち数がなかなか増えない」場合は、下記3点を見直しましょう。
・友だち募集ポスターの文面
・店内に貼る位置
・お客様への声かけの仕方
例えば、友だち募集ポスターに
「LINEでお得な情報配信中」と書いていたところ、
「LINE友だち追加で◯◯を無料プレゼント!」に変えただけで、友だち追加数がグーンと伸びたケースもあります。
また、店頭でお客様に声かけができる場合は、オペレーションを徹底してみてください。
飲食店の場合は、お食事提供までの待ち時間に友だち追加を促してみる、お会計時に必ず声かけをする、等できることは全てやってみましょう。
飲食店の方から「忙しくて声かけができない…」と言われることがあります。
しかし、目の前の仕事をこなすことももちろんですが、
未来の利益を生み出す見込み顧客を増やしておく活動もぜひ行いましょう。
必ず資産になっていきます。
また、友だち数は「LINE広告」を利用することも効果的です。
そこで、クリックカウントを入れると各QRコードの読み取り数を調べることができるため、「トイレよりも、テーブルに設置しているQRコードの読み取り数が多い」と判断することができます。 それが判断できれば、ユーザーからテーブルで注文を受けるときにLINE公式アカウントの友だち追加を促す声かけするなどの対策ができるようになります。 しばしば「LINE公式アカウントからの効果が実感できない」と相談されることがありますが、そもそもの友だち母数が少ないというケースが多いです。
★QRコードに「クリックカウント」を添付する
クリックカウントとは、QRコードの読み取り数を計測することです。
Google Analyticsや他ツールを使うことで、読み取り数をカウントすることができます。
・レジ回り
・テーブル
・トイレ
など、複数箇所に友だち追加QRコードを設置している場合、どれが1番多く読み取られているのか判断ができません。
まずは「友だち数」が重要となりますので、LINE公式アカウントを始めたら友だち集めを徹底的に行いましょう。
【チェックポイント②】配信メッセージの開封率・クリック率
「開封率・クリック率が伸びない」場合、下記3点を見直しましょう。
・キャッチ文章
・配信日時
・リッチメッセージ デザイン
キャッチ文章
ユーザーがメッセージを開封するかどうかは、すべて「キャッチ文章」にかかっています。
LINE公式アカウントからメッセージを送ると、通常メッセージでは1、2行目の文章、リッチメッセージでは「タイトル」がユーザーの手元に表示されます。
そこでユーザーの興味を引くことができれば、開封につながります。
配信日時
ユーザーの属性を把握し、行動パターンを想起して、「このタイミングならスマートフォンをチェックするだろう」というタイミングにいくつかコンテンツを配信し、テストを行います。
リッチメッセージ デザイン
リッチメッセージ をクリックしてもらうためには、下記2点を見直しましょう
・伝えたい内容がシンプルになっているか?
・読み手が次にどんな行動をすれば良いのかわかりやすいか?
→「詳しくはこちら」「詳細は画像をタップ」などの記載があるか
【チェックポイント③】タイムラインのエンゲージメント率
エンゲージメントとは、投稿に対してユーザーが反応を示した割合のことです。
インプレッションに対する「クリック数」「いいね数」「コメント数」「シェア数」がエンゲージメント率になります。
エンゲージメント率が高ければ高いほど、ユーザーのアカウントへの愛着度が高いといえます。
開封率・クリック率も関係しますが、LINE公式アカウントではタイムラインへのエンゲージを指標にしましょう。
タイムライン投稿をうまく活用すれば、新規集客にも繋げることができるのでぜひ活用してみてください。
【チェックポイント④】クーポン開封率・獲得率・使用率
クーポンコンテンツでチェックするのは「開封率」「獲得率」「使用率」。
・開封率が悪ければ、「ユーザーにあまり必要とされていないクーポンなのかな?」
・使用率が悪ければ、「配布時は「おっ」と思ってもらえたが、時間が経って忘れられてしまっているのかな?」
上記のように色々仮説を立てて、次回施策に活かしていきましょう。
【チェックポイント⑤】有効友だち数とショップカード有効数
ショップカードを活用しているのにも関わらず、有効友だち数に比べショップカードの有効数があまりにも少なければショップカード自体の認知ができていないのかもしれません。
友だち募集ポスターの文面に追加したり、注文時・お会計時にショップカードがあることをお伝えするなど、声かけのオペレーションを再度見直してみましょう。
アカウントをブロックしている方もショップカードを使用するには、ブロックを解除しなければならないので「ブロックが多くなってきたな」と感じるときは、ぜひショップカードを活用し、再訴求してみてください。
まとめ
LINE公式アカウントでただ配信を続けていても、成果には繋がりません。
定期的に配信結果を見直し、改善、検証を繰り返すことで精度を上げていく必要があります。
今回の記事を参考に、あなたのアカウントも見直してみてくださいね。
弊社の運用サポートでは、LINE広告で新規友だちを集めたり、月に1度のレポートで配信の振り返りを行っています。
マーケティングのプロによる分析で成果へつなげております。
・LINE公式アカウントを持っているけど、活用できていない
・LINE公式アカウントの運用を検討しているので、運用を任せたい
上記のような方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。