LINE公式アカウントには、さまざまな機能がありますが、意外と使われていない機能の中で「リッチビデオメッセージ」があります。
使わない理由としてよく聞く声が、
「使うタイミングがわからない」
「”動画”機能との違いがわからない」
など、機能面をあまり理解していないという声が多いです。
ただ、それぞれの特徴を理解すれば、より効果的な配信をすることができます。
今回は、その「リッチビデオメッセージ」の特徴と、実際の活用事例を紹介したいと思いますので、ぜひ参考にして自社の配信に活かしてください!
リッチビデオメッセージと動画の違い
よく混合してしまう「リッチビデオメッセージ」と「動画」の機能ですが、大きく違うポイントが3つあります。
動画サイズが大きい
「リッチビデオメッセージ」と「動画」の一番の違いは、動画の画面サイズの差です。
動画で配信する際に比べ、リッチビデオメッセージは画面いっぱいに動画表示されるため、視認性が高く、情報を届けやすいというメリットがあります。
特に動画の縦横の比率指定がないため、縦長の長方形の動画だとトーク画面いっぱいに動画を流すことができ、インパクトのある配信をすることが可能になります。
動画が保存できない
気にする方は少ないかもしれませんが、「動画」機能で配信をすると、配信をした動画をデータとしてユーザーはワンタップでデバイスに保存することができます。
自社内だけの限定動画や、権利が関わる場合など、何かしらの理由でユーザーに動画を保存されたくない場合は、「動画」での配信ではなく、「リッチビデオメッセージ」で配信することをお勧めします。
ただし、画面キャプチャーなどの機能を用いた場合、「リッチビデオメッセージ」の配信でも動画自体を保存することができます。100%、ユーザーの保存を防げるわけではないのでその点は注意が必要です。
リンク先の設定ができる
「リッチビデオメッセージ」は、「リッチメッセージ」同様リンクの設定をすることができます。
ただし、「リッチビデオメッセージ」は、リンク先を開くために「動画を開く」「CTAをタップする」という2ステップが必要なため、ワンクリックで済む「リッチメッセージ」に比べるとクリック率が低くなる傾向があります。
リッチビデオメッセージを使うベストタイミングは
ずばり、《ユーザーのクリックを求めるよりも情報を多く届けたい配信の時》に、「リッチビデオメッセージ」を用いて配信を行うことがオススメです。
例えば、商品やイベント紹介など告知したい内容を、全てLINEの配信内で伝えたいというときは、「リッチビデオメッセージ」での配信が有効です。
反対に、何かのキャンペーンで特別なLPやキャンペーンサイトを準備しているときは、そのサイトにアクセスをしてほしいので「リッチメッセージ」など、クリック率の高い機能を用いて、クリックを狙った配信がお勧めです。
活用事例
実際に「リッチビデオメッセージ」の活用をした配信を紹介します。
炎が映える料理を体感
こちらは飲食店の事例で、メニューの一つにお客さんの目の前で、仕上げにハンバーグに火をつけるパフォーマンスを行っておりました。
そのパフォーマンスを疑似体験できるように「リッチビデオメッセージ」にて、配信を行い来店につなげました。
実験映像で信憑性アップ
商品紹介の配信をする際、商品の特徴を紹介するために実験動画を「リッチビデオメッセージ」にして配信を行いました。
商品に興味を持った人に実験動画を配信をすることで、商品に対する信頼につながり、注文まで繋げることができました。
まとめ
今回は「リッチビデオメッセージ」について紹介しましたが、配信用の動画を作成することは非常に難易度の高い作業でもあります。
ただ先述した通り、「リッチビデオメッセージ」を活用したことによって、来店数アップなどにつなげた方が非常に多く、活用したい機能でもあります。
もし「動画の作り方が分からない」「そもそもどんな動画が良いのか分からない」という場合は、弊社でもサポートしておりますので、ご興味ございましたら下記フォームから、まずは無料相談をしていただけると幸いです。