「大手の事例ばかりで、自社で運用するイメージがわかない」
「予算が多くは取れないので、大きな開発は難しい」
昨今、不動産業界でLINE公式アカウントの活用が盛んです。
そんな中、自社でも活用したいと考え運用事例を探すも、大手の事例ばかりで、自社で運用するイメージがわかないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中小企業向けに、大きな開発は行わずLINEの基本機能のみでアカウントを上手に運用している事例をご紹介したいと思います。
この記事を読んで、自社で活用するイメージを深め、利益アップにつなげましょう!
不動産×LINE活用方法
不動産業界におけるLINE公式アカウントの活用方法は、大きく分けると3パターンあります。
【1】未契約者向けに運用し、契約につなげる
【2】契約・購入者向けに運用し、アップセルに繋げる
【3】問い合わせ用に活用し、作業効率化による人件費削減
例えば
●ハウスメーカーの場合、1と2で活用。
●不動産賃貸業であれば、1と3で活用。
●不動産デベロッパーであれば、1と2と3の全てで活用。
など、自社の業態に合わせ、目的別に様々な運用が可能です。
不動産業界におけるLINE活用ポイント
前述したように、不動産業界においては、目的別に活用方法が様々です。
しかし全てをまとめて1アカウントで行おうとすると、開発費が余計にかかったり、仕組み化が大変だったりと、アカウント運用に失敗してしまうケースも少なくありません。
そのため、不動産業界においては、利用目的別にアカウントを作成することで、大きな開発を必要とせず、ターゲットユーザーに合わせた運用が可能となります。
活用事例
それでは具体的に、活用事例を見ていきましょう。
【1】未契約者向け
《ターゲット》ハウスメーカー・分譲マンション・賃貸物件を探している人
■活用方法①■
家探し中のユーザーの悩みが解決するようなコンテンツの配信。
プロによる知見の共有、アドバイスを提供することにより、ユーザーに親近感を持ってもらうことで、ブランドイメージの向上に繋がります。
■活用方法②■
イベント・セミナー情報の告知。
購入に意欲的なユーザーに直接情報を届けるため、集客効果が高く見込めます。
■活用方法③■
リッチメニューからのサイト誘導・来場予約。
配信のたびに、目にしてもらえるチャンスが高いリッチメニューに、自社サイトへのアクセス経路を設けることで、自社サイトの観覧数アップや来場予約数増につながります。
■活用方法④■
LINEチャットで問い合わせ対応。
ユーザーの利便性の向上はもちろん、電話対応減など、スタッフの業務負荷軽減効果も見込めます。
【2】購入・契約者向け
《ターゲット》ハウスメーカー・分譲マンション・賃貸物件に契約後住んでいる人
■活用方法①■
お掃除方法などのコラムに合わせて、ハウスクリーニング・修理・リフォーム・定期検診のご案内。
コラムに合わせて、それに付随したサービスを紹介することにより、セールス系の配信もコラムの延長のような感じで受け取っていただけ、販促効果が高まります。
■活用方法②■
住まいに関する相談受付・住民へのお知らせの配信。
住民へのお知らせは一斉配信で、相談やお問い合わせはLINEチャットで対応することで、スタッフの業務負荷の軽減につながります。またチャットも全て手動でのやり取りではなく、前半部分は自動応答にて対応することで、より業務をスムーズに行うことができます。
まとめ
このように、開発費をかけなくても、LINEの基本機能のみを使用し、LINE公式アカウントの運用は可能です。
LINE公式アカウントは、ユーザーの利便性向上におけるブランドイメージのアップ、スタッフの業務負荷軽減による人件費削減など多くのメリットがありますが、応答メッセージの活用など作り込みが必要な項目も多く最初のアカウント設計が重要です。
まずは、どのパターンで運用するのかを決めて実践していきましょう!
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