LINE@(ライン公式アカウント)のアカウントを開設すると最初にやらなければならないことの1つに友だち集めがあります。
友だち追加方法は、とてもシンプルで、POPや店頭で声をかけてQRコードを読み取ってもらうだけで完了します。
なので、アカウントを作る時には、友だち集めは簡単と思い込み、「何を配信しようか」、「どんなクーポンを送ろうか」「運用担当者は誰にしようか」といったことのみにフォーカスして、友だち集めの方法については、あまり深く考えずに初めてしまう方が多くいらっしゃいます。
そして、多くの方が、「友だちがなかなか増えない」といった悩みを抱えています。
中には、「●●人以上の友だちが集まってから配信しよう」という方針を打ち立て、その目標友だち数が集まらず、1年以上1度も配信していないという方もいらっしゃいます。
今回は、この友だちの集め方について
- 友だち集めの目標設定
- 友だち追加時の特典
- 友だちの集め方
といった3つのポイントでお伝えしていきたいと思います。
友だち集めの目標設定
友だち集めを開始する際に、最初に立てておいてほしいのが、この目標設定です。
そして、この友だち獲得数の目標設定で、間違ってはいけないポイントが、ある程度の友だちが集めてしまえば、それ以降は集める必要はないと考えてしまうことです。
友だちの獲得は、日々行なっていくものです。
店舗(企業)では、常に新規のお客様を獲得する活動を止めることはないと思います。
リピート集客についても、一定の期間のお客様だけを集めれば良いというものではなく、常に集め続けなければいけません。
友だち獲得の目標設定を行う際は、アカウント開設当初を月の来店者数の20%〜30%を設定し、その後は、新規来店者数の20%前後を目標値に設定しましょう。 目標設定の数値である20%〜30%については、パレートの法則から、基本的に20%の顧客が80%の売上を構成しているという点から、優良顧客の20%をLINE@の友だちに獲得する(目標として上乗せ10%程度)ことで、80%の売上を安定させることにつながるからです。
友だち追加時の特典
友だちを獲得する際は、店舗(企業)の友だちに追加してくれたお礼として特典をつけることをお勧めしています。
しかし、ここでも間違ってはいけない点として、特典をプレゼントすることを目的として、友だち追加を依頼する(声かけをする)ということです。
特典を餌に友だち追加を促すという考えでは、ユーザーは、友だち追加後に、特典をもらうとすぐにブロックする流れへとつながってしまいます。
この友だち追加時の特典は、あくまで友だちになってもらい、今後、情報を受け取っていただくということに同意していただいたお礼としてプレゼントするという認識を持ちましょう。
また、特典に関しては、ユーザー(お客様)がもらって嬉しいプレゼント系のものを設定しましょう。
もちろん10%OFFや、500円クーポンといったものでも構いませんが、お礼という点では安易に割引という手段をとるのではなく、一工夫することをお勧めします。
友だちの集め方
LINE@の友だちの集め方について、細かくオペレーションを組んでいる店舗(企業)はあまり多くないのではないでしょうか?
LINE@の友だちを集める方法は店頭での声かけ、POP、ホームページ等への友だち追加ボタンの設置、公開設定、広告など、様々な方法がありますが、今回は、店頭での声かけ、POPについてお伝えします。
店頭で声かけ、POPでは、【友だち追加時の特典】にてお伝えした通り、「特典をもらうためには、友だち登録が必要です」とのご案内や、「友だち追加で〇〇プレゼント」といったものは控えた方が良いです。
お声かけ時は、「今後〇〇についての情報をLINE@にて配信いたします。〇〇の情報は、お客様にとって▲▲のようなメリットのある情報です。可能でしたら、友だち追加をしていただけませんか?また、友だちになっていただきましたら、今回お礼の■■をプレゼントさせていただいています」といった声かけのスクリプトを準備し、店舗(企業)のスタッフへご案内することが必要です。
また、この声かけのタイミングも、お客様の立場になって、どのような時であれば、気分を害すことがないかを考え、明確に、スタッフにお伝えしましょう。
POPについても、同じです。
特典で目をひくようなPOPではなく、今後どのような情報を配信し、それは何を目的としているのかを明確に示したものにします。
そして、そのお礼として、特典があることをお伝えします。
設置場所については、常にお客様の目に留まる場所で、ゆっくりと読むことができる場所にするのがお勧めです。
弊社では、実際に効果のあったものを元にオリジナルのPOPの制作や、声かけのトークスクリプトの作成も行なっております。
LINE@(ライン公式アカウント)に関する疑問や、活用に関しての不安など、「今更こんな事聞いても大丈夫?」というような事でも大歓迎です!お問い合わせはどんな事でもいいのでお気軽にご相談ください。
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