LINE公式アカウントの管理画面の中にある「分析機能」
気にはなっているが、データをどのように分析すればいいのかわからない!
そんなお悩み抱えていませんか?
とりあえず配信しているだけで、効果検証にまで手が回っていないLINE担当者がほとんどです。
そこで今回は、メッセージ配信の中でも、効果を感じやすい「リッチメッセージ」の配信分析を目的別にご紹介します!
リッチメッセージは、テキストや画像を1つのビジュアルにまとめ、視覚的に訴求することができる機能です。リッチメッセージを使いこなす事がLINE公式アカウントの成功につながると言っても過言ではありません。
しっかり効果検証し、配信内容をブラッシュアップすることで自社の売上に繋げましょう!
LINE公式アカウントの分析機能とは?
友だち数や、友だちの属性、メッセージ配信数、クーポン使用数、ショップカードの利用状況など、LINE公式アカウントでユーザーが行った行動からあらゆるデータが自動的に集計され、確認・分析できる機能です。
LINE公式アカウントを運用していく上で重要なのはもちろん、
うまくデータを活用することで、店舗運営や、販促活動の企画にも活用することができます。
全てのアカウントで利用可能で、コミュニケーションプラン(旧:フリープラン)でも制限なく全ての数値を閲覧できます。
分析「リッチメッセージ配信」の目的別データの見方
リッチメッセージの分析を行う前に重要なのが、
どのような目的で配信をしているのかを明確にしておく事です。
私たちがLINE公式アカウントで、リッチメッセージを用いた配信をする場合、2つの目的があります。それは、マーケティングでいう《Attention》と《Interest》のどちらかを伸ばしたい場合です。
この2つのどちらを伸ばす事を目的にしているかによって、分析の方法は異なります。
それぞれの分析方法を確認していきましょう。
・Attentionを伸ばす
新商品の告知やセール情報など、多くの方の注意を引きたい場合に重要な指標は
「開封率」となります。
開封率は「開封数/配信した人数」の数値になります。
その為、配信した友だちの内、何人の方の注意を引くことができたのかを確認する指標です。
確認方法は、表示項目で「開封率」を選んでいただき、
「選択した項目を反映」を押していただくだけで表示されます。
ただし、「開封数」は配信した内容の吹き出しの一つが100%表示されないとカウントされません。
携帯の機種や配信するリッチメッセージの画像サイズによっては100%表示されず、
開封率が下がることがあります。
分析方法は、ただ数字を眺めるだけではなく、<誰に><何曜日の><何時に><どのようなキャッチフレーズで>送ったのかという、4つのポイントを確認するようにしましょう。
また、管理画面上だけではなく、今まで配信してきた結果をCSVにてダウンロードをして、ターゲット別や配信曜日別、時間別などで開封率を分析する事もお勧めです。
・Interestを伸ばす
リッチメッセージの配信で最も多い目的であるビジュアル訴求による「興味・関心ユーザーの増加」。この場合の指標は、やはり「クリック率」です。
リッチメッセージは、画像にリンクやクーポンを設定し、その先へ誘導する事ができます。
その為、どれだけ開封したユーザーが興味を持ちクリックしてくれているかといったポイントを分析する必要があります。
確認方法は「開封率」と同様「表示項目」にて「クリック率」を選んで「選択した項目を反映」を押していただくと表示されます。
分析方法は、ターゲットに対して、画像で「ベネフィットが伝わるか」「テキストは興味を持つものか」「CTA(コールトゥアクション)は適切で目立つか」といったポイントを確認します。
Attentionと同様、開封はしたけど忙しくクリックまではしなかったというユーザーがいるかもしれないので、配信曜日や時間も重要です。
配信ごとに切り分けて分析をし、その配信の効果の良し悪しを判断しましょう。
まとめ
「リッチメッセージ」の目的別分析の見方をお届けしました。
今までよりも、配信時に気を付けるポイントが明確になったのではないでしょうか?
これからの配信では、どのような目的にて、配信をしているのかをメインで考え、
効果検証を繰り返しながら、LINEをより有効的に運用し、売上アップに繋げていきましょう!
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私たちはLINE公式アカウントのセールスパートナーとして日々たくさんの運用データをもとに最適なLINE公式アカウント運用を行なっております。
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